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1.脱臼の予防  赤ちゃんを股関節脱臼にしないように (08)コアラだっこで育てましょう)

○生後に脱臼することが多い
赤ちゃんの股の関節がはずれているのを、先天性股関節脱臼と言っています。しかし、実は、生まれてから、後天的にはずれていくことが多いことが、ここ30年来分かってきました。

○生まれたその日から
赤ちゃんが生まれたその日から、産院などで、股オムツや、ゆったりとしたベビー服を用いるように変えてから、赤ちゃんの股関節脱臼の発生が著しく少なくなり、巻きオムツや、それ用のカバーや、タイトなズボンやおくるみを用いていた頃の1/30~1/50になりました。
特に生後1日目に足を伸ばして扱うと、はずれやすいのです。それは、すじが延びやすいという、お産のために母体に備わっている一時的なすじの性質が、生後1日目には赤ちゃんにも強く残っているからです。一見つまらないような、ごく日常的な注意が、何よりも大切なことだったのです。おむつがとれるまで、この注意を守って下さい。

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○予防の普及
初めは、国立京都病院での研究と、伏見区保健所での研究でしたが、1975年に筆者が全国の学会に発表して以来日本中に、そして世界中に広がりました。しかし、正しい抱き方の普及が不十分です。次の”コアラ抱っこ”を生まれたその日から実行して下さい。この予防の成果は、たくさんの先人たちの研究成果があってこそ成し遂げられた、日本のオリジナルです。プライドと自信をもって一人でも多くの人に広めて、人々の福祉に役立てて下さい。

○間違った予防の考え
オムツを股の間にたくさん当たるように、お母さんに指導をする人がありますが、それは、正しい予防とは言えません。無理に股を開かせることは良くないのです。曲げた自然な足の形のままに扱おう、というのが、この予防です。股の間にオムツをたくさん当てるのは危険ですし、下のほうへオムツがずれて、結果的には、巻きオムツのように、足を伸ばすことになります。予防はオムツをたくさん当てることではありません。

○悪い抱っこの仕方
悪い抱っこの仕方一般的に言う横抱きという抱き方は脱臼の予防にとって悪いのですが、こんな方法が間違って広められてしまいました。母親の手を赤ちゃんの股間に入れて抱いても予防にはならないのです。正しくない方法を一刻も早く改めなければなりません。

○コアラ抱っこ
coara01.gif赤ちゃんの足を、お母さんに向かい合わせにして、生まれたその日から抱いて下さい。これを、”コアラ抱っこ”と名づけました。
(1)は、生まれたばかりの時や、母乳を与える時に良い方法です。(2)のようにすると、慣れてきたら片手でも抱けます。この時、お母さんの曲げた肘のところにタオルを置くと、赤ちゃんもお母さんも楽です。

2005年01月07日 2005年01月07日 14:44

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