« 月例会の様子 | トップページへ | 大西秀典(おおにしひでのり)先生 »
賢い患者になるためのABC(1)はじめに (05)賢い患者になるためのABC・今中孝信先生)
賢い患者になるためのABC
―医療事故にあわないためには病院に行かない―
天理よろづ相談所病院 元副院長
今中 孝信
今中 孝信
(1)はじめに
我が国では現在、政治、経済、社会、教育、医療すべての分野において先の見えない不安な時代ではないかと思います。特に、医療については、医療事故が毎日のように報じられ、世界に誇ってきた医療保険制度の破綻が心配されています。
しかしながら、右肩上がりの高度経済成長のもとで、国民が物カネでしか物事を考えられなくなってしまったことにその原因があると私は考えています。医療は本来、手当という言葉がありますように、人が人の世話をするものであり、お互いの心が何よりも大切です。その意味で、現在の状況は医療について改めて考えるよい機会ではないでしょうか。
私は天理よろづ相談所病院において25年間にわたり、人間をまるごと診る総合診療に携わってきました。その立場からしますと、医療に対する考え方、毎日の生活のしかたを少し変えるだけで、健康・病気・老いに対する不安は軽くなり、おおらかに、のびのびと自分自身の人生を楽しむことができるのです。
(つづく)
2005年01月11日 2005年01月11日 11:31
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kurogome.jp/cgi-bin/mt/kg-trb.cgi/80


