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玄米食のすすめ (4) (05)賢い患者になるためのABC・今中孝信先生)

4. 玄米食の体験的効用
 ところで肝腎の睡眠時間ですが、半分にはなりませんでした。もともと四、五時間の睡眠をさらに短くしようというのは虫が良過ぎたようです。半分に短縮できるのは、八時間以上も寝ている人にいえることのようです。しかしながら、二、三か月も玄米食を続けた頃でしょうが、体(からだ)の変化に気付きました。
 その一つは、気持ちがイライラしなくなったことです。これはお腹(なか)がすかないことと関係があるように思います。玄米は消化が悪く吸収も遅いのです。血液中の糖分が上がったり下がったりする血糖値の変動が少なくなります。血糖値が下がりますと、お腹のすいた感じだけでなく、イライラしたり、冷や汗が出たり、手がふるえたりします。そして、怒りっぽくもなります。ちなみに、太っている人は、低血糖に敏感ですので、このような症状が出やすく、つい甘いものを口にしてしまうのです。身に覚えのある方もいらっしゃるのではないかと思います。
 私は現在、ご飯をいただきますのは朝と昼です。夜は、晩酌(ばんしゃく)を楽しみますのでご飯をひかえています。ちなみに、お酒は米の汁ですし、ビールは麦の汁ですから…。そうしていますと、夕方に空腹を感じることが多かったのですが、玄米食にしてからは、それほどではありません。
 また、外来診察の時、時間が延びて午後二時頃にまでなることもありますが、にこやかに診察を続けることができます。以前は、看護婦さんが気を利(き)かせてくれていました。おなかがすいて私の声が大きくなったり、カルテに書きこむ字が大きくなる頃を見計(みはか)らって、砂糖をたっぷり入れたコーヒーをいれてくれていたのでした。今はその必要もありません。単に、お腹がすかないというだけでなく、余裕を持って仕事ができるようになったと思うのです。
 さらに、玄米食の効用を付け加えますと足が軽くなります。もともと、私は健康のためにできるだけ歩くように努(つと)めていましたが、努力して歩くことがなくなりました。
「さあ、歩こう」と自分に気合を入れる必要がありません。少しオーバーにいえば、足にバネが入って躍動(やくどう)するような感じさえするのです。昔、日本人が白米ばかりを食べていたころ、ビタミンB1不足になり、脚気(かっけ)になりました。脚気になると足がだるく重くなります。逆に考えれば、玄米を食べて足が軽くなるのも不思議ではないと思われます。
 また、寒さにも強くなっています。以前は秋になったら炬燵(こたつ)を出せ、ストーブを出せ、電気を消すと寒そうだから点けておけと家内に言うくらい、寒い寒いといっていたのです。それが、家内がびっくりするほど寒さに強くなっています。
 このようにすばらしい玄米食ですが、これを批判する人もあります。農薬で栽培した玄米では、有害物が糠(ぬか)の部分に含まれ、それをそのまま食べることになるというのです。「そのうちに変な病気が出てくるかもしれないぞ」などと悪友から脅されますが、この二十年間変わったことはありません。
 また、玄米はものを吸着する作用が強く、カルシウム分も大便と一緒に排泄(はいせつ)されるため、カルシウム分の不足をきたし、骨が柔らかくなるという批判です。たしかに物事はすべていいことばかりではありませんが、一部分をとらえて議論するのではなく、大きな立場からみる必要があると思います。

2005年03月27日 2005年03月27日 13:20

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